思い出の一足

最初の商品紹介…

すごい悩みますね笑

トップスかパンツか

それか小物か…

そんな中選んだのは足元、そう革靴👞

持ってるアイテムを一通り振り返ってみたけど、これ！て思ったのは皆さんご周知のALDEN(オールデン)の革靴です。

こんな靴を持ってる私ですが、元々は大のマーチン好きでした。

学生の時はよく下北沢で古着の買い物をする事が多かったです。なので服と一緒に新品、ビンテージのマーチンをよく買ってました。

その時はマーチンの靴は眼中になかったですね笑

それから社会人一年目になって初ボーナスが入る時期。当時は中目黒の『DAN』というセレクトショップにどっぷりハマってた時期。トップス、パンツが充実してきたある日、『オシャレは足元から』という記事をどこかでみて、唐突に良い靴という物を知りたいなんて思いました。

そんなことを思った時にある日前職(障害者の入所施設)の革靴好きの同期と革靴の話をしていて、

『とりあえずオールデンの革靴を買え』と言われました笑

初めて聞くブランドなので調べてみるとデザインもですが、金額にビックリしました。

2万の革靴が高いという概念が一気に消え去りました。

その同期もパラブーツやチャーチなどお高い靴をかなり集めてたらしいですが、もうオールデンしか手元にないと言っていました。

調べてみるとアメリカ製で元々はハンディーキャップのある人に向けて作られた医療靴とのこと。靴に使われているコードバン(馬のお尻)の革が有名。機能性はなんとなく良いのは分かりましたが、馬のお尻でこんなに綺麗なツヤが出るのかと当時は驚きました。

なんとなくブランドについては分かったので早速夜勤明けの日から取扱店舗に行き色々なお店に行き試着をしました。

ですが、人気のためか、最初は自分の普段履いてるサイズがなかなか試着できなかったですね。

ラスト(木型)によって、また幅や長さも違うので自分のサイズがあってもどこかパッとしないところがあって購入までには繋がらなかったです。

都内のお店で試着をすることに疲れてリフレッシュで当時横浜のルミネの中にある（ビームス』のスタッフと雑談をした後にフラット上の階にある『トゥモローランド』というセレクトショップに行くとそこにはオールデンの革靴が置いてありました。ダメ元で聞いてみると、都内では履いていなかった、Vチップのタイプがありちょうど自分のサイズがありました。履いてと少し歩いた瞬間に感覚で…

そして買ったものの、コードバンの特性やケアについて聞いてみると、カーフやガラスレザーなどと比べてだいぶ癖があるんだなと思いました。

まずこれを知った時に、あんまりガンガン履けないのかと思いました。履いて2、3回目くらいはかなり気にしてましたが、段々『キズや汚れも良い味だよな！』と開き直りそれ以降はあまり気を遣わずに角にぶつけても気にせず履くようになりました。

水が付いてしまうと表面にシミみたいなのができますね。

コードバンの特性である水に弱いというのを知っておきながら、ケアすれば大丈夫！とポジティブに考えて、小雨程度なら普通に履いてました。

これはコードバンとは関係がないですね笑

革靴に無知だった自分。レザーソールと、ラバーソールの、違いすら分からなかったです。

オールデンの靴はアウトソールがレザーソールなので履き始めは滑りやすいんですよね笑それを知らないで坂道を平気で歩いてたら早速こけました笑

壮大にこけたので靴に早速ガッツリ傷がつきました…とんでもない靴を買ったと何度も思いました笑

もう悪いことしかさっきから書いてないですね…オールデン好きな方に処されそうですね笑

一癖も二癖もある靴ですが、やはりコードバンならではのツヤと、シワの入り方はとても綺麗。無知な自分でもそれだけは感じていま

した。フィット感ももちろん良いですが、コードバンならではの経年変化を楽しみたいから履いてるというのもありますね。

そんな革靴ですが、履いて約一年。

ちょうど昨日はシューケアのイベントがあったので磨いていただきました。グッとツヤが出てこの靴の新しい表情が見れて嬉しいです。

思い返すと、この靴で友人の結婚式、勝負日、何かある時はこの靴と一緒に歩いていました。本当にこの一足にはかなりの思い出がありますね。

飽き性なので買ってもすぐ手放すことが多い自分ですが、この靴だけは手放なさいと思います。

かなり長文になってしまいましたが、最後まで読んでくれた方々ありがとうございます。

お店のブログでこんなに文を書く事がないですが、改めてオールデンに対して熱い想いがあったと再確認できました。

それではまたの日に！！

セットアップに革靴は最強。